タイラバの釣れるカラー大全集!潮やベイト、その時の状況で選ぶ真鯛が好むカラー

タイラバの釣れるカラーについて主観的に解説します。

疑似餌を使った釣りではその物のアピール力や特性のほかに、色が重視されることも多いけどアングラーの中にはカラーは全く気にしない人もたまにいます。ヘッドやネクタイなどタイラバのカラーの本音で釣れるカラーの選び方を現実と心理的観点からお伝えします。

僕のパイロットカラーも表でご紹介してるので参考にしてください。

元はカラーなんてなかったタイラバ

元は色なし|タイラバの釣れるカラー

タイラバは疑似餌の一種なのでジギングやほかのゲームフィッシングと同じくルアーの一種であると思われるが最初に考案されたのは日本の漁師らしいです。

だからしてタイラバのあの独特のスカートやネクタイのカラーは別にしても肝心のヘッドの部分は元々ただの鉛の球であって、カラー・バリエーションなんてありませんでした。

それが今ではこんなにカラーが揃い、いろんな色のタイラバを揃えたくなりついつい衝動買いしてしまう危険性をはらんでいます(汗)ww

雑誌やメーカーの広告ではこういった状況では「何色が有効」とかこのような天気の場合には「これが抜群に効く!」などと謳い文句にしているので、素人からするとそれを購入したくなるものですが、

いろんなカラーのタイラバを用意しておきさえすればローテーションするうちに、どれかがたまたまその時のパターンにマッチしたから釣れることはよくある話でして、「こんな状況ではこのカラー」という理屈が当てはまらない時も多いことも事実です。

じゃ、どうカラーを決めていけばいいのかという話になります。

釣れるタイラバのカラー!?

はやめに読んで覚えておいたください!釣れるタイラバのカラーってなかなか口にしないもの、ネットを探してもはっきりと触れているところはめちゃくちゃ少ない。それもそのはず

誰も教えたくないからです!

釣れるカラーを熟知して使いこなしいる人ほど教えたくないでしょう。だけどは教えちゃいます!

ですが、その分リスキーなんです。釣れるタイラバのカラーなんて

なんで、こんな公の場で教えるんだ!って
釣れてるひとから叱られる可能性が多大にあるからなんです。

だから、ここで公開することはひょっとしてひょっとしたら、いつか削除されるかもしれません。

興味のあるひとははやめに何度も熟読し覚えておいてください。

超主観的!僕のパイロットカラー

パイロットカラー|タイラバの釣れるカラー

なんとなくですが、タイラバ釣行重ねているうちに、基本的にこういう場合にはこの色…。
みたいな、なんとなくヘッドやネクタイのカラーを選ぶときに基本的となるカラーが自分の中に出てきました。

ある程度汎用、応用が利く定番ヘッドカラーというものは存在しているように思えてくるようになったんですね。

それをこちらでお伝えします。

「これが釣れるカラーだ!」と断言できるものでは決してないので、先述したとおりに、自分のフィールドの、釣行のそのときの状況にに当てはめて選ぶときの参考程度にお考え頂けると嬉しいです。

ベイトがエビであれば赤やオレンジや自分の大好きなピンクゴールドのヘッドに、赤やオレンジを基本に、ピンクのネクタイなど。

ベイトが小魚であればシルバーやゴールドまたはグリーンのヘッドに、ゴールドやグリーンのネクタイという、同色系統のスカートを合わせています。

多少の幅はあり、いくつかバリエーションはありますが、だいたいそんな感じです。違うようで大体はこのように同じなのです。

じゃ例えばベイトが小魚ときにグリーンが正しいのかゴールドが釣れるのか?

というとどっちも正しくてどっちも釣れる可能性があります。下の表でもう少し掘り下げて解説します。

まずはシーズンで見極めるカラー

水温も気温もあがり、鯛のいるレンジも上昇してくるシーズンと、水温が下がりはじめ徐々に深場へと移動していく時期とでは使うタイラバのカラーも必然的に違ってきます。

もちろんその時の天候や潮の状況によっても大きく作用されるわけですが
基本的な最初に使うサーチベイト的な役割のカラーは決まってるんです。

その理由はあきらか!
季節によっても、レンジによっても、鯛がその時に捕食しているであるベイト(エサ)がカラーを決めます。

その時のエサがなんなのかを考えると無理なく答えが見えてきますし、

結局のところ釣れるんです!!

それではここから、その基本的な季節柄とおおよその釣りやすいタイラバのカラーを見ていきましょう。

4月~8月末までの温暖期
特徴水温が上昇してくるため20m~40mほどの比較的浅場(岸壁付近)まで浮上してくる。
春になると鯛のメインベイトの甲殻類も産卵を迎え6月頃から浅場で活発に動き始める。
予想されるベイト
(エサ)
オキアミなど(瀬戸内海では地えびと呼ばれる5,6㎝ほどのえび)がメインベイト。他には海ゴカイなど。
潮や深場の場所では小魚(イワシ)の場合もあるが海老とゴカイなどがテッパン!
この時期の僕の推奨カラー
オレンジ・オレ金 な~んだこれかと思っているひと。素直に聞いておいた方が釣れます。やっぱりテッパンはオレンジまたはオレ金。数々の釣果で裏付けされた実績が違います。まずはこれから攻めるべきです。いろんなところで言われているのは実績があるからです。
ピンキン 自分のお気に入りのピンキンでもあり、いちばん釣果を上げているタイラバのカラーがコレ。自然な海水中を泳ぐエビに近いと私は思ってます。
9月~11月までのハイシーズン
特徴水温が下がるにつれて、徐々に鯛も深場へと移動していき。メインベイトとなる甲殻類も影をひそめ中層からしたの小魚がメインベイトと予想されます。
予想されるベイト
(エサ)
これまでメインベイトとなっていた甲殻類も鯛と同じく水温に応じ地中に潜って冬籠りしはじめるので、水温が低くなるこの頃からイワシやキビナゴなどの小魚を捕食し始める。
この時期の僕の推奨カラー
メッキゴールド これ晩秋と冬場の鉄板カラーです。私の主観ではいちばん食いがいいのがこれ。ただの金色ではダメ!ピカピカド派手なメッキゴールドが◎、形も一般的な丸型より小魚が泳いでるいる姿をイメージしやすいものがおすすめ。
メッキシルバーまたはグリーン
小魚に似せたカラーと言えば鉄板のカラーはシルバー、これもただの銀色よりグラデやラメが入ったものがおすすめ。秋口の濁りの強い日にはグリーンのオモリも良い。どちらも鯛の他にブリ、ヒラマサなども食ってくることがあるカラーです。

それでは、タイラバのそれぞれ季節でのオモリの基本カラーがわかったところで、お次はすぐに交換が可能なネクタイのカラーを見ていきます。

こちらもストレートタイプとカーリータイプがあるので使い分けができます。

釣行の際に何種類か持っていると状況によって使い分けられますよ。
私は、そうしても基本ストレートで、どうしても坊主逃れしたいときにアピールの強いカーリータイプか、もしくはカーリーテールのワームを上のフックにチョン掛けします。

ネクタイの推奨カラー
メインベイトがオキアミなどエビの場合に特に有効で、曇り空の天候の時にも意外と「エビぽく」見えるカラーでオレンジかピンキンのオモリにこのネクタイを私は最初のサーチベイトとして使います。
これも理由を説明する必要もないくらいテッパンカラーです。晩秋の小魚カラーにしてもネクタイはこのオレンジでいくと釣れちゃうんです。どのオモリでも会うカラーだと言えます。
オレンジのネクタイでは何度落としても食ってこないときがあります。そんな食いが渋い時にはレッド。浅場のカサゴや砂地のコチとか、冬前ならタチウオなども食ってくるカラーです。

“釣れる”カラーが人によって食い違うのは仕方ない

他人の意見は参考程度に。結局は釣行で自分で編み出す
真鯛が甲殻類のエビやカニを捕食しているきには、赤がいいという人もいれば、オレンジがいいという人もいます。ベイトがキビナゴやカタクチイワシのときにも、方やシルバー系がいいといているかと思えば、いや~グリ金だろ!っていうひともいます。

「いったいどっちなんだよ!」となると思います。

メーカーのホームページで「よく釣れるタイラバの爆釣カラー」はとかそんなことを書いてあることがありますが、よく見てください「この場所、この時間(季節)、潮周り」まるで違うわけでして、同じおすすめのカラーのものを購入したからと言っても。その人が釣った季節、時間、場所、潮周りと自分の釣行したときの回数がまったく異なるので、釣れるという理由が全く釣果に結びつかないこともあるのです。

このようにプロやメーカーさんそれぞれが言っていることは、言っている内容が違えど、どの人が言ってることも、真逆のことを言ってたとしても言ってることは間違いではないです。

極論をいうと、自分の行くフィールドにおいて行く回数を増やし、自分で考え、いろんなカラーのネクタイ、ヘッド、スカートをプロの方など、先輩方の意見を参考にし試しながら自分の釣り方、よくいく釣り場に合ったノウハウを蓄積していく以外に、「自分の行くフィールド」での
“よく釣れる爆釣カラー”を見つける方法はないかと思います。

●プロやメーカーがいうことは参考程度
●人の言う釣れるカラーが自分に合わないのは当然のこと
●先人の知恵を借り、自分の釣り方に合わせて基本カラーを決める
●最後は好みの色を信じて実釣のみ!

タイラバの釣れるカラーっていつの時代も人によって違う理由がけっこう普通なんです。

タイラバの釣れるカラーは気にはなるけど、そんじょそこらじゃ簡単に教えちゃくれないし、釣れてるひとほどよく知っている!?と思われるものの、

いろんな状況に合せて使いこなすため、タイラバのとっておきの釣れるのカラーをいろいろ調べ、いろんな文献をあさればあさるほど読めば読むほど「ぜんぶ釣れる!」、「どの色でもいいんじゃね!」ってなってきましたww

いつもタイラバに限らず同じ疑似餌のルアーにエギなど、いつもカラーの事を議論すると人によって意見が食い違います。

先人の知恵が当たることもあれば、外れることもあるということです。

他人の意見は参考にしながら、自分で決める。こう言ってしまうと元も子もないですが、これが僕の本音です。

例えば、僕ならオレンジやピンキンをパイロットカラーにしているので、ベイトが何かわからない時、真鯛がいま何たべているのか判断できない時はまずこの2つからいきます。

サバなど青魚がもアタリ出したらベイトは小魚かな?とか見極めてシルバーやグリーン系を用いてネクタイもグリーンやシルバー、ホワイト系にしたりします。

これらも自分でいろんばタイラバカラーを実釣で試しながら、育んできた自分だけのカラーのローテーションパターンです。みなさんにもそうして欲しいのです。それが「一番釣れるカラー」のもっとも適した選び方だと思ってます。