タイラバヘッドおすすめ!釣れ過ぎ注意な実釣派が選んだ釣り方別セレクト17

タイラバ釣りではなくてはならない存在「タイラバ」のおすすめ品をご紹介します。けっこう重要度高いタイラバ釣りにおけるタイラバ(ヘッド)の存在。

ここにあげるタイラバは、一応全部実釣で使ってみて、それなりに釣果を出していて現在でも使い分けしながら、いつも鯛の釣行時にはかかさず持っていく1軍タイラバです。見た目とかネームバリューとかで選んだだけのものや、ショップの売れ筋とかではありません。

目利きが違う!実釣派のおすすめのタイラバ選び

選び方|タイラバヘッド,おすすめ

一定の原則に乗っ取って選んでいます。同じタイラバでも釣り方で分けて使っています。それぞれのタイラバにも得意不得意があり、メーカーによっても持たせている性能や個性が違います。
それゆえに使い方を間違ってしまうと釣れるタイラバも釣れないものとなってしまいます。

だからこそ個々のタイラバの特性を理解し状況によって見極め、その時の状況にあった釣り方することでやっとそのもの本来の狙い通りの動きをするのです。

これを理解していさえしていると、本当に人におすすめできる「釣れるタイラバ」がなんとなくても「これかなぁ~」なんてわかってくるものですよね。

タイラバ・ヘッド(錘)の重さ選び

重さの選び方|タイラバヘッド,おすすめ

事前にヘッド(錘)の重さは何種類か用意

一つの種類で何種類かの重さを分けて購入しているのが先決です。また釣行当日の天気や潮周りの状況などその場に行ってみないとハッキリとわからないのも確かです。ですから予め何個かの重さのものを用意しておきましょう。

おおよその目安を覚えておく

オフショアの場合行く前日に船頭さんに大体の行く場所と、使うタイラバのおおよその重さを聞いておくのも手です。ですがショアラバの場合はそうはいきません。事前のフィールドチャックはもちろん必要ですが自分の中で目安になるタイラバの重さを覚えておくと誰か人に頼らなくても後々何かと役に立つことでしょう。

釣り方/フィールド(水深)流れが速い流れが緩い
オフショア/ショアラバ水深20m未満~40mくらいの浅瀬40g~60g20g~40g
オフショア/
水深40m~80mくらい
60g~80g60g前後
オフショア/
水深80m以上の深場
90g~200g前後80g前後

タイラバのカラーローテーション

カラーローテーション|タイラバヘッド,おすすめ

ネクタイだけを変更しやすくするには状況に合わせて使うためのひとつで滅多に使わないものでない限り、常用するタイラバはヘッドの種類を同じメーカー、同じブランドに統一しておくと釣行時、交換が非常に楽にできるメリットがあります。

「釣れない」とか、「アタリが全くない」状況の時はただじっと待っていても変化は訪れません。
場所を移動することも必要ですがこうしたカラーローテーションも有効な手段です。

釣り方・状況別おすすめタイラバ

使用したときに釣れるというのが実際にわかりやすいように目的に分け釣り方別におすすめします。

実釣派のおすすめタイラバをどうぞご覧ください。

まずはこれで腕試し!扱いやすいバーサタイルなおすすめタイラバ

ハヤブサ 無双真鯛 フリースライド

釣れるタイラバと聞いてハヤブサを知らない人はいないでしょう。タイラバが少しづつメジャーになり始めたころはもうほとんどのアングラーがこれを使用していたほどの定番でした。ヘッドのカラー、ネクタイの形状や長さカラーを組み合わせれば実に496万通りの組み合わせが自由自在に可能。いまでは当たり前になった遊動式タイラバの間違いなくパイオニアです。これで釣ってタイラバ釣りを体得するのに最適なおすすめ。

メジャークラフト 鯛乃実TG

フォール速度が速く底取りがしやすいので、何度も落としてボトムから何度も同じレンジを巻いて探るときに無駄な時間が省けるほかヒットチャンスの回数が自然に増える。またタングステン製なのでシルエットが小さく活性が低い状況下でも効果を発揮する優れものにしてこのロープライスな価格は非常に嬉しい!!根掛かりを恐れずに強気で攻められます。
また高速巻きでヘッドがバイブレーションを起こす設計になっており、食い気のない真鯛の活性を上げてリアクションバイトに持ち込むことも可能!

ジャッカル ビンビン玉スライド

元は昔ながらの固定式のタイラバのみだったジャッカルがユーザーの強い要望によって開発して世に送り出されたのがメーカー初の遊動式タイラバがこのビンビン玉。シーバスやチヌなどソルトウォーターに限らずブラックバスなどでも定評のあるメーカーだけあって一見単純にも思えるもののタイラバの完成度は高い。真鯛のアタック時にフックへの負担を軽減しながら、自由に動くことでバラシを軽減する遊動式タイラバ本来の役目をしっかり果たしてくれます。

シマノ 炎月 タイガーバクバク

とにかく使いやすさを追求して作られたタイガーバクバク。自分も鯛ラバをはじめた最初のころはこれを使用していました。扱いやすく普通に釣れます。しかもメーカーのタイラバヘッドにありがちなフックセットも専用のものでなくても他のメーカーのフックセット(ネクタイ付きの)とか相性関係なしにつけることができます。例えばハヤブサのフックセットでも取り付け可能なんです。そういう自由なところが初心者向きといえます。

潮が早いドテラ流し、激流で頼りになるおすすめタイラバ

ジャッカル ビンビンススイッチ 鉛式/TG

最近僕のおすすめがコチラ!!水深があり潮の流れの速いところに大型の鯛がいるのはご承知の通り。潮流が速い瀬戸内海アでは真下に落としたてもその時の潮の流れる方向にどんどん流されていきボトムタッチが曖昧になりがち。そういった大鯛狙いで釣れる場所と知っていても中々素人には難しいシチュエーションを打破してくれるのが素早くボトムまで沈んでくれるビンビンスイッチです!!水深が50m前後の浅瀬でも80gのビンビンスイッチに食ってきて、他のタイラバを使っている人達が全然釣れてない時間でも自分だけ釣れてた経験があります。フォール中にもアタックしてくる状況なら「鉛式」に。素早く潜らせ巻き上げ時に食わせたいならタングステン(TG)に。

シマノ 炎月 ドテラバクバクヘッド

タイラバで定評のあったバクバクシリーズにドテラ専用が追加されたヘッド。従来のタイガーバクバクよりもフォールスピードが15%も向上。風と潮の影響で流して斜めに送りながら引いてくるドテラ流しはその中で何度ボトムを取りそこから巻いてこれるかがカギ。フォール速度が速いほど素早くボトムを取れるので自然と釣果アップにも繋がります。80g~250gとディープ用に重めのラインナップも嬉しい。

ダイワ 紅牙 カレントブレイカー トリニティα

数々の鯛ラバ釣行を重ねていくと魚探にベイトの群れが映り込むものの潮の流れが速すぎて底取りもままならず、ボトムを切るまでにポイントを外してしまうというという事象は多々起こりうる…。そういうときこそ、こういったタイラバの出番です! 沈下スピードが速く素早くボトムタッチするためポイントを外しません。また独特の形状が、ヘッドが安定するのでフックとの糸絡みも大幅に軽減されており引き抵抗も少ないです。ひとりマイボートで操船しながらのアングラーにもおすすめ!

ジャッカル 爆流 鉛式ビンビン玉スライド

バーサタイルなビンビン玉の水流抵抗を徹底的に研究し生まれた改良版。激しい流れの中、深場の攻略はもちろん、水流抵抗を強く受けるドテラ流しやキャスティングタイラバにおいて強い水流の中で安定したアクションをするように設計がされており、また、押しが強く速い潮においても必要以上にネクタイやフック部分のパーツが暴れ過ぎないように新たな構造が付加されています。

流れが緩かったり水深が浅いときに使えるおすすめタイラバ

ヤマリア 鯛歌舞楽 鯛乃玉平型セット

タイラバ自体が潮の流れを掴み取りヒラヒラと良く動きながら落ちていくフォールアクション。自分たちも釣行時によく聞く情報で「イワシの群れが沸いてる」なんていうときはその群れの下を狙う。まさにこのタイラバは「イワシの群れの下にはマダイがいる」という仮説を追求。弱ったイワシが群れからゆっくりとはぐれてフラフラ泳ぐ落ちていく様を再現しています。

もっと強いアピールが欲しい時ローテに加えたいおすすめタイラバ

アブガルシア カチカチ玉

ありそうでなかったこんなのが作れたよなっていうタイラバにおいて“音で誘う”という全くの新しい発想から生まれた新兵器。よくジグヘッドなののリグを結ぶときにシンカーとフックの間にガラスビーズを挟んだりするがそれと同じ発想だ。気配はあるのに当たらない状況下ではこういったアピール系を試すのもいい。しかもこのモデルは価格がすごく安いので常備品と一緒にいざというときの「控え」としてひとつくらいもっておいて損はないです。

ジャッカル ビンビン玉スライド Wアピール

同形状、長さも全く同じ、けど色違いのネクタイを二枚重ねにしたタイラバ。以前からもう少しアピールが欲しい場所でよくベテランさんが使っていた小技を盛り込んで製品化したものです。これもありそうでなかったけど使ってみると効果が歴然。途端に釣れ始め他利するシチュエーションもあります。カラーバリエーションが少ないように思うけど、これはベテランさんたちが残した実績をもとによく釣れる組み合わせだけをピックアップしたカラーらしいです。全セット欲しくなります。

ヤマリア 鯛歌舞楽 鯛乃玉丸型セット

見た目サッカーボールのような!?ミラーボール形状の凹凸部分が複雑な光の乱反射を作り出し遠くの真鯛まで猛アピール。その様は例えばイワシのウロコの飛び散りを再現していると聞けば釣れるタイラバだと納得がいきます。この独特の形状は水流にも影響していて、ここから複雑な波動が起こって後ろのネクタイにまるで生きエサのような生命感を与えることに成功しています。小魚ベイトを食っている状況におすすめです。

低活性時に有効なサイズの小さいタングステン仕様おすすめタイラバ

シマノ 炎月 バクバクTG フィネス 35g

年々ハイプレッシャー化が進むフィールド。天候や水温において魚が口を使わない低活性時は必ずあります。そんなときは、できる限りアピール力を抑えたり、サイズダウンするのがどの魚種の釣りにおいても定説。そんな状況の時にはこいつの出番。45gでも重すぎる状況でも軽いと水中での動きが把握しにくいなど起こりがち。これは抵抗を増す形状にして水中で「今何しているのかわかる」ように設計されていてわずかな潮流の変化をもつかみ取ってくれながらより繊細なアプローチが出来る専用設計です。

ハヤブサ 無双真鯛 フリースライド TGヘッド

タングステンの素材は比重が高く同じ重さでも大きさを小さくできるところにメリットがあるのだがそれ以外にも「感度」もよくなる。このおなじみハヤブサはそのタングステンで形成。流れが速くて重みはほしいがタイラバ自体のシルエットはあまり大きくしたくない時には絶対タングステンに限ります。安定した姿勢を保ち、巻き上げ時には水を切り引き重りを軽減する専用のヘッド形状もありがたい!!

僕はこのピンキンカラーが大好きで幾度となくこれで釣りました。

狙うは大鯛のみ!ストロングタイプタイラバ

ジャッカル ビンビン玉 スルメデス

タイラバの常識を破った「タイラバのビッグベイト」それがこれ。インチクのような使い方かなと思います。いつもの釣った経験のある場所でこれを一度落としてみてください。これまでに感じたことのない驚きの体験がアングラーをまっているはず。大型の魚は大型のベイトを好むは間違いじゃないことを証明してくれます。真鯛に限らずその他の根魚や青物も魅了するし、これを知った瞬間、この私がバイトしてしまいましたw

ジギングなど他の釣りの合間にちゃっちゃと使えるタイラバ

ダイワ 紅牙 ベイラバー フリーβ

“釣り場についてすぐに使える!”が合言葉。先っぽに50cmリーダー付きスイベルが組まれた仕様。真鯛の口元に追従しバラシを軽減するローリングスイベルなのも嬉しい。通常は潮~早い時、ドテラ流し等のときはヘッドの細い方から太い方向へセット。逆に潮が緩んだり、2枚潮などでそのとき真鯛のいるレンジが浅い場合、太い方から細い方へ入れ替えることでフォールスピードもアップするためリアクションバイトのレンジ攻略が可能になります。すぐに使えて二通りの釣り方ができるなら1セットは常備しておきたいですね。

アムズデザイン 真鯛魂 レンジセッター

リーダーを切らずにワンタッチでヘッドが交換できる遊動式 ヘッドには高比重なタングステンは船の上で時合を逃さず機動力を高めてくれます。

タイラバヘッドおすすめまとめ

タイラバヘッドはスカートの形状やカラーと並んで非常に重要な役割を果たします。見た目のカラーはちろんアクション、フォール速度、ボトムや潮流(潮目)の感知能力など、状況に応じてその時に合った操作性、欲しいアクションに影響してくるため、適切なヘッドを選ぶことが大切であることもおわかり頂けたかと思います。

要するにいろいろなタイプのものを、その場ですぐに切り替えられるようにいくつかのタイプのの異なるものを準備しておくことがおすすめです。

最初のうちは2~3種類でいいいので(その中でカラー分けも)持っておくといいでしょう。

あまりに種類が多くて迷ってしまう場合は、乗る遊漁の船長にどのようなタイラバが必要なのかを聞いてみると間違いが少なく少量用意しておくだけで済みます。

そうした経験を踏まえながら徐々にいろんな状況を想定して増やしていけばいいです。