ライトショアジギングで釣れる魚の種類についてお話します。
メタルジグを使って近場の堤防などから釣れるものから、ライトショアジギングの主なターゲットと地域限定で釣れる魚種を、簡単な時期や釣り方などを織り交ぜながら解説します。
どんな魚を狙おうかワクワクしながらご覧ください!
ライトタックルでSLSJで釣れる魚
まずは気軽に10g前後のメタルジグで近くの堤防からなど、スーパーライトショアジギングでも釣れる魚をご紹介します。
メッキ

堤防からのスーパーライトショアジギングで僕が真っ先に浮かんだのがメッキ。カスミアジも含まれます。
時期問わず河口でも、メタルジグでなくてもワームやマイクロテンヤでもなんでも釣れちゃうファミリーで楽しめる対象魚です。
根魚(カサゴやアイナメ、メバル)

これまたメタルジグを使ったSLSJで格好のターゲットとなり得る。結構足元付近の岸際でたくさん釣れるし、時には大型も混ざるなど最初からサイズを問わなければ、釣りを思う存分楽しめる釣り魚です。
キープして持ち帰り食べても美味しい魚なので人気があります。
タチウオ

ショアジギングのみならず他の釣り方でも夏~秋の時期になると狙って釣る人が多いタチウオもメタルジグに反応する魚です。
シーズンになると堤防などから他の魚狙いでも掛かることがあるけど、これが狙ったら釣れないw最初からタチウオ狙いの場合は、ほかの釣り方がおすすめです。
アジや小サバ

アジや小サバも堤防からでもメタルジグで釣れることのある魚です。最初からアジ狙いの場合は素直にアジングしたほうが良さそうな気がしますが…。群れが入ってきていることがわかっている場合だとジグをシャクって釣れたことがあります。
秋は良型が望めます。
カマス

僕の地域では初夏から10月末頃まで堤防から、イワシや小さいアジが接岸しはじめる頃メタルジグやプラッキングで釣れます。
結構皆さん釣れても嬉しくなさそうにする人多いですけど、これ食べても本当に美味!!白身魚と青魚のいいとこ取りしたような味わいで新鮮なら皮目炙って刺身が美味しいです。
主なライトジギングのターゲット
ヒラメ

サーフや、オフショアからライトジギングで狙う大型のヒラメ。こんな大きなのいるんだっていうくらいびっくりさせられるそのサイズの大きさから座布団ヒラメなんて呼ばれています。もっぱらこやつらがいるポイントでは同じようにメタルジグでマゴチやホウボウも釣れる場所が多いです。
もちろん料理には最適、真鯛と並ぶ高級魚の上質な白身は、刺身、煮付け、唐揚げなんでもいけます。
サワラ・サゴシ

ここ近年のライトジギングの恰好のターゲットとなっているサワラは近海の浅瀬でも釣ることが出来るので人気があります。
メタルジグをシャクらなくても底取りしてから速巻きだけで釣れるブレードジギングの釣り方が初心者の方でも狙いやすくておすすめです。
ヤズ、ハマチ(ブリの幼魚)

サワラゲームが流行する前からライトショアジギングでもっとも釣れて喜ばれる魚ではないでしょうか。
ブリの幼魚で、関西や九州ではヤズ(~35cm)→ ハマチ(35~60cm)→ メジロ(60~80cm)→ ブリ(80cm以上)となり、関東ではワカシ(~35cm)→ イナダ(35~60cm)→ ワラサ(60~80cm)→ ブリと呼び名が変わります。もちろんブリが掛かることもあるでしょう。
ショゴ、ネリゴ(カンパチの幼魚)

ショゴは6月~7月頃になると堤防付近でも徐々に姿が見えはじめ8月、9月になると良型が増えていきます。秋口に入ると徐々に個体数が減ってはいくものの場所によっては11月頃まで釣れます。
けっこう飛ばさなくても堤防の足元や、浅場のゴロタ、河口での釣果が多いです。
地域限定!一度は釣ってみたいライトジギング魚種
カツオ

日本海や瀬戸内海のライトジギングではあまり馴染みがないものの、四国の徳島や高知、北太平洋側に面した地域では対象魚の筆頭株。東北の日立沖や、神奈川県の相模湾でも絶好のターゲットとなっているカツオ。回遊魚の中でもマグロ類で泳ぎのスピードは超一級!50センチ、60センチクラスでも十分な釣りごたえを味わえます。
何といっても釣りたてを食べるとそれまでの苦労も吹っ飛ぶくらい、カツオの概念が変わります!
シイラ

これも大阪湾より下の本州以南ではあまり聞かないどころか、昔からの釣りバカだった父親の世代は、あんなの日本で釣れるんか?(笑)というほど。日本海側や太平洋側ではおかっぱりからでも釣れる魚です。
強いファイトもさることながら、あのまぶしいほどの色鮮やかな個体はルアーマンにとってはあこがれの対象魚です。
身は鮮度が落ちると豆腐のように身が柔らかくなり崩れやすく、おすすめ料理はムニエルや、あとは唐揚げや煮つけに。鮮度がよければもちろん刺身でもいけます。ちょうどヤズの刺身みたいな味です。
モンスターロックフィッシュ

キジハタ、クロソイ、巨大アイナメ、クエなどその種類も豊富でなぜか人を引き付けてしまうのがこのロックフィッシュの存在ではないでしょうか。もちろんライトジギングでも好ターゲットとして専用に出船してくれる遊漁船もたくさんあります。
なんといってもこの驚くほどの大きさで、しかも食って美味いものばかりだから釣りの対象魚として人気があるのも当然な気がしますよね。
刺身に煮付け、冬の鍋の具材としては絶品!
タラ

もっぱらオフショアの深海のイメージが強いタラジギ。こんなのまでメタルジグでおかっぱりから釣れるならば、釣れる地域にお住いの方がなんとうらやましいことか!
これライトジギングのカテゴリに入れていいものかどうなのかも迷ったけど、タラジギに釣れて行ってくれる遊漁船調べたらライト…って書いてあったのでこちらで紹介させてもらうことにした。これが気軽に釣って楽しめる地域に遠征してでも一度やってみたいです。
タラはムニエル、鍋物に。
サクラマス

こちらも寒いオホーツク海に面した北の国限定で成立するライトジギング。これがジグで狙えるなんて本当に羨ましいと思ってしまいます!
ショアでも水深が25mくらいと浅瀬でも釣れるらしいです。
釣ることができない地域に住んでいる僕たちにとっては何か、マスやサーモン類の魚(管釣りは別)って一種のステイタスを感じる別格な気がする西日本に住んでる僕からすると憧れの魚です。
まとめ
いかがでしたか?「こんなのまで釣れるんだ!」って楽しんで読んで貰えてたら嬉しいです。これからライトショアジギングに行く際に「あれ釣りたいな」なんてワクワク想像しながら出かけていてください。
こうして見ると小物から大型の青物まで釣れる魚種は多彩なことがわかります。いろんな魚をいろんな釣り方で行くポイントに合わせて釣ってみたい僕のような特に拘りなく(汗)、なんでもやってみたい人にとって釣りを思う存分楽しめると思います。
ジギングなのでメタルジグで釣るのが基本ですが、それで釣れなかったり飽きてきたらプラグルアーを使ってショアキャスティングでも釣れる魚ばかりなのでこれからライトショアジギングをはじめる方も、違うターゲットを狙ってみたい方も、ここで紹介した魚種を見て狙いを定めて釣行計画を練ってみてください。



