パワーシャッドをまだ使ったのこのない方のためにその実力のほどを解き明かします。
ソルトの世界ではまだプラグが主流の中でも圧倒的な実績と長くアングラーから愛されるそのわけとは?
実釣からの使い方などを交えながら正体に迫ります!!
パワーシャッドとは
エコギア(Ecogear)が販売するソルトフィッシング用ワーム「パワーシャッド」は、海釣り愛好者にとって欠かせない存在です。その特徴的なデザインとして、逆三角形の形をしたシャッドテールが挙げられます。このテールは水をしっかりと受けることで強い波動を生み出し、ボディ全体を揺らしながらウォブリングアクションを実現します。これにより、他のワームとは一線を画す「ハイアピール系」のアクションを展開します。
その高いアピール力によって、遠く離れたターゲットにも存在を気づかせ、追わせて食わせることが可能です。これまでに、あらゆるフィッシュイーターからの釣果報告があり、その汎用性の高さから海釣りにおいては「万能ワーム」としての評価を確立しています。特に「エサよりも釣れる」とされるほどの実力から、「ソルトワームの最終兵器」とも称されることもあります。
プラグルアーが主流となる中にあっても、「パワーシャッド」はその独自性と実績で多くのアングラーに支持され、ソルトフィッシングの場面で大人気のワームです。初心者から上級者まで幅広い層におすすめできる信頼のアイテムといえるでしょう。
針持ちが良い
ワームの素材の中では硬いほうで大きめのジグヘッドを1,2度差し替えるくらいではそこから裂けてしまいすぐにボロボロになるようなことはなく、刺したままの状態でキャスト繰り返してもズレも少なく針持ちがとても良いです。
とはいえ何度も差し替えるとボロになるのは必然なので、魚を掛けたあととか時々チェックして、刺した穴が広がったり避けてきたと感じたら新しいもに交換しましょう。
パワーシャッドのラインナップ
ラインナップは、多様なサイズとカラー展開で多くのアングラーを魅了しています。サイズは4インチ、5インチ、6インチの3種類が用意されており、海釣りのフィッシュイーターをターゲットにするだけでなく、一般的なバス釣りのワームと比べてもサイズが大きめで、存在感のあるアクションを演出します。
また、カラー展開も非常に豊富で、4インチは30種類、5インチは28種類、6インチは14種類もの選択肢があります。この圧倒的なカラーバリエーションは、アングラーが状況やターゲットに応じて最適なカラーを選ぶことができるため、大きな人気の理由の一つとなっています。
特に、ターゲットの反応や水質に合わせたカラー選びが求められる海釣りでは、この充実したラインナップが大きなアドバンテージとなり、多くの釣果を支えています。「パワーシャッド」の多彩な選択肢は、初心者から上級者まで幅広い層に対応し、海釣りの楽しさをさらに広げてくれます。
長さと重さ
4インチは長さが100mmで重さが約5.5g。5インチは長さが115mmで約9g、6インチは長さ150mmもあり重さは約19gとかなりの大きさがあります。
パワーシャッドで釣れる魚
パワーシャッドはその実力から、さまざまな魚種をターゲットにできるソルトフィッシング用ワームとして多くのアングラーに支持されています。特にヒラメを狙う際にはド定番ともいえるほど人気のワームで、フラットフィッシュ釣りでは欠かせないアイテムです。
さらに、シーバスや青物、ロックフィッシュ、タチウオなど、多種多様な魚種にも対応可能で、「釣れる魚を挙げるとキリがない」と言われるほどです。その理由は、強い波動とリアルなウォブリングアクションが、多くのフィッシュイーターを魅了するためです。
「パワーシャッド ○○」と、○○に狙いたい魚種を入力して検索してみれば、その釣果写真の多さに驚くことでしょう。数えきれないほどの実績が確認でき、「パワーシャッド」の万能性と信頼性が一目で分かるはずです。ソルトにおいてワームを使いたいのならまずコレは試してみるだけの価値が大いにあります。
パワーシャッドに適したジグヘッドとフックサイズ
ジグヘッド
ジグヘッドの組み合わせは、ソルトフィッシングでの最強タッグといえる存在です。ジグヘッドに装着することで、「パワーシャッド」の持つリアルなウォブリングアクションを最大限に引き出し、より効果的にターゲットを誘うことが可能になります。
フラットフィッシュで底まで潜らせて使う際やシーバス、青物に適した使い方で、ジグヘッドとのセットは扱いやすく、初心者でも簡単に始められるのが魅力となっており、最初にパワーシャッドを試す際にはジグヘッドとのコンビからはじめるといいです。
重さは4インチならば15g前後、5インチは20g前後、6インチは30g以上が目安です。これらはあくまでも目安で重くなればそれだけ沈みます。狙うターゲットのレンジやポイントの潮流などを合わせて決めていきましょう。
フックサイズ
ロックフィッシュならオフセットフックでリグる
オオモンハタなど大型の根魚を狙うハードロックフィッシュでもパワーシャッドは有効です。
その場合はオフセットフックを使用してテキサスリグを組みましょう。
オフセットフックの推奨サイズはサイズごとに
・5インチ=#4/0または一段小さめ#3/0
・6インチ=#5/0
自分のように長さを調節するためヘッド部分をカットして使う場合などは一段サイズを落とすといいです。
パワーシャッドのおすすめカラー
僕のおすすめカラーはヒラメやマゴチなどフラットフィッシュ狙いなら鮃レッドや赤金、UVマズメレッドなどアカキン系をはじめ
写真にも登場しているグロウまたはスーパーホログラムのピンクバックがおすすめです!
またシーバスも狙いたいのならチャートリュースシャイナーも僕の好きなカラーです。
パワーシャッドの使い方
基本はただ巻きでOK
パワーシャッドの使い方はいたってシンプル!、基本ただ巻きでOK!アクションなどを入れる必要はありません。
独特のシャッドテールが水受けがよくただ巻きだけで強い波動を生み出しブリブリとボディを揺らしながらオートマチックにウォブリングアクションをしてアピールしてくれます。
このことで扱いやすさにプラスしてアピール力に優れているため初心者でも使いやすいことは魅力です
スローよりファストリトリーブ
スローにゆっくりと巻いてこなければいけないようなシチュエーションよりも、デイゲームなどミディアムリトリーブ~ファスト(高速巻き)のほうがパワーシャッドの使い方として合っています。
浮かせて潮流に乗せて漂わせてナチュラルに誘うよりもやや速めからのただ巻きで追わせて食わせる状況下でパワーシャッドの右に出るワームはないでしょう。
デイゲームのシーバスや青物、タチウオのときにもほぼこれでいけます!
リフト&フォール
フラットフィッシュのときにも有効になる使い方で、特にロックフィッシュ狙いの際に有効になるのがリフト&フォール。
パワーシャッドを使ったリフト&フォールの場合はシーバスの際などのロッドを高く煽ってラインスラッグを回収する動作ではなくどちrかといえば大きめのトゥイッチ動作に近いです。
巻ながらロッドをポンッと煽ってやるのを織り交ぜる感じで行います。
ハードロックフィッシュの場合は大型の根魚ほど底付近よりも中層近くに居ることが多いのでこのときの間隔は広めにとったほうが大型が食ってきやすくなります。
ナチュラル波動なら他に軍配
パワーシャッドは食い気のある魚に対して強いアピール力を持って食わせ、なおかつ速めのただ巻きでテンポよく広範囲を探っていく釣りに向いています。
ここまで読みすすめてもらった方ならすでにお気づきかと思われますがそうパワーシャッドはサイズも大きめのアピール系であり使う場所や状況を間違うと魚に警戒心を与えてしまうこともあります。
そのときのメインベイトの大きさにもよりますが小さい漁港、小型河川の河口ではアクションが大きすぎることがありますし、
夜間に漂わせてドリフトなどでナチュラルに使いたい場合もパワーシャッドは不向きです。ほかのワームを選んだ方がいいです。
パワーシャッドは最終兵器
ワームの中でも固めの素材でかつ水の抵抗を受けブルブルと揺れボディとともに強い波動を生み出すワームはここぞの一発に効きます!
まるでプラグルアーのようなアピール力の備わったワームはソルト用を探してもそれほど多くはなく多くの実績からも優れたワームであることは疑いようがないです。
ソルトで使える釣れるワームをお探しであれば、まずはこれから試してみてはいかがでしょうか?
特に対ヒラメやシーバス、タチオウ、ロックフィッシュにおいて無敵ワームと言っても過言ではありません。