バス釣りバイブレーションのおすすめをご紹介します。
ワームリグが多用される昨今においても、そんな中でも使われる頻度が比較的多い数少ないハードルアーのひとつです。
有効になる時期や状況と使い方から、現在の最新から人気と実績のあるバス釣りに効果的なバイブレーションのおすすめをお伝えします。
- バイブレーションの独自性
- バイブレーションが有効な時期
- バス釣りバイブレーションの選び方
- バス釣りバイブレーションおすすめ
- ジャッカル TN トリゴンシリーズ(ノーマルサウンド)
- ジャッカル TN トリゴン サイレント
- ジャッカル TN 65 フルタングステン
- レイドジャパン レベルバイブ
- ニシネルアーワークス シムコー
- エバーグリーン ブザービーター タングステン
- メガバス バイブレーションX
- 一誠 G.C.ザリバイブ
- ダイワT.D.バイブレーション スティーズカスタム S-W
- ジャッカル スピードバイブ チラシ針チューン
- デュエル ハードコア ラトゥール ラトリンバイブ S
- エバーグリーン リトルマックス
- デプス HUGE サーキットバイブ
- ジャッカル ノッキンジョー
- O.S.P オーバーライド
- ノリーズ TGジャカブレード
- ジャッカル ガルバイブ
- ジャッカル ジューブル
- バイブレーションの使い方(活用方法)
- まとめ
バイブレーションの独自性
バイブレーションルアーはそのボディを小刻みに振動(バイブレーション)させる波動で広範囲のブラックバスを寄せて来れるアピール力と、重さがあってよく沈みボトム付近を攻略しやすいことを武器になります。
また、飛距離も出やすいため狙ったポイントに届きやすく広いエリアのボトムを素早く探ってくるにも有効な手段です。
バス釣りのバイブレーションは波動とともに、水押しとフラッシングが増す扁平ボディが多く、ほかにラトルを入れたサウンドにもよるアピールなど多方面からのアピールを付加したものなどが存在します。
バイブレーションが有効な時期
晩秋~冬(11月~3月頃)
バイブレーションの特徴を生かし、水温が下がりバスの活性が低くなる時期にボトム居着きサスペンドしているバスに口を使わせるために効果を発揮します。
この時期はマズメの時間よりも日中水温が日照によって上がる正午~午後3時くらいまでが使い時です。
春~夏(4月~9月)
逆に水温が高くなり、バスの活性が上がる春から夏の間に掛けては、果敢にエサを追い捕食する時期になってくるのでバイブレーションの波動が有効になる場面があります。
使い際は日中なら高速巻きが有効で、激しい振動によるアピールで気づかせ高速巻きで見切られる前に反射的に口を使わせるリアクションバイトを誘発する釣り方が効果があります。
積極的にエサを捕食する朝夕のマズメの時間帯が狙い目です。
バス釣りバイブレーションの選び方
重さ
バイブレーションの重さは、飛距離・沈下スピード・探るレンジに直結します。重いバイブ(例えば14 g程度)はよく飛び、速く沈むため深場や遠投向き。
一方、軽いバイブはシャローエリアやスローリトリーブに適しており、バスがゆっくり誘われる状況で効果的です。また根掛かりリスクもあるので、ボトムを取る釣りでは自分のタックル(ロッド・ライン)のキャスト重量と合わせて選ぶことが重要です。
サイズ
バスを狙うバイブレーションのサイズ選びでは、「そのフィールドにいるベイト(小魚)」の大きさを意識するのが基本です。
一般的に60 mm前後のバイブは扱いやすく汎用性が高め。一方、小型(35~50 mm程度)のメタルバイブは、低活性期のバスや冬場のリアクションバイトを誘発しやすいとされています。
また、小さめにするほど軽くできるためシャローでも浅く巻きやすく、逆に大きく・重くすれば深場や遠くをサーチしやすくなります。
プラ、メタル、ソフトなど素材の違い
バイブレーションの素材ごとに得意な使い方が異なります。まず ハードプラスチック製 のものは、一般的なバスゲームでよく使われ、ただ巻きによる安定したアクションとバランスの良さが魅力。
次に メタル(鉄板)バイブ は沈みが早く、飛距離が出てリアクションバイトを狙いやすいため、特に低水温期やディープレンジで定番とされています。
最後に ソフト素材 のバイブレーションはあまり一般的ではありませんが、もしある場合は柔らかい波動やナチュラルなフォールを出せるため、繊細なバイトを誘いたい時に有効です。
バス釣りバイブレーションおすすめ
ジャッカル TN トリゴンシリーズ(ノーマルサウンド)
口先のアウトメタルが特徴的な見た目で、立ち上がりの良さと障害物の回避性能を備えています。ボーン素材のボディに内蔵された鉛のノッキングサウンドでもアピール。サイズは50、60、70。
ジャッカル TN トリゴン サイレント
ボディ素材をクリアプラスチックにして音ナシにし、音の違和感を嫌う個体の警戒心を解きクリア系のカラーラインアップを追加したものがサイレントです。
ジャッカル TN 65 フルタングステン
他の50、60、70よりもフラット面が大きい65は冬の定番!
タングステン玉とボーン素材ボディによる他モデルよりも大音量のサウンドで広範囲を探りリアクションを引き出します。
レイドジャパン レベルバイブ
ほぼ水平姿勢を保ちながら、速巻きにも対応しレンジキープ力も抜群なこれまた人気のバイブレーションの定番。見た目よりも良く飛び飛距離もあります。
ニシネルアーワークス シムコー
リップレスクランクという極めて珍しい名前のカテゴリのルアーですが西根さん本人も認めているリップレスクランク(バイブレーションルアー)です。バスルアーらしからぬ薄く鋭角的なボディが特徴です。同じ長さでHW(ヘビーウエイトモデル)もあります。
エバーグリーン ブザービーター タングステン
広いエリアでバスを寄せて来る能力を研ぎ澄まさせたタングステンによる高いインパクトを放つアピールモデル。このほかにハイサウンドタイプやサイレントタイプもあります。
メガバス バイブレーションX
フラットヘッドで特有の尻尾を大きく振るウォブンロールアクションをしレンジキープ力もよくデッドスローから速巻きまで狙ったコースを完璧にトレースが可能。
一誠 G.C.ザリバイブ
逃げ惑うザリガニを模した形状が特徴のバイブレーションは中身も凄く、鉄玉、ガラス、ブラスの3種のラトルが効果的に鳴るように配置され鮮やかなサウンドを奏でます。重さは14,20gの2種。
ダイワT.D.バイブレーション スティーズカスタム S-W
海外のイメージが強いバス釣りの世界でも日本の不朽の名作T.D.バイブレーションのスティーズカスタム。トーナメンターが勝つために追い求めた性能を高次元で実現したバイブレーション。
ジャッカル スピードバイブ チラシ針チューン
3.5、5,7gと軽いラインナップで吸い込みバイトの際に吸い込みしやすく。加え、アシストフックを搭載しショートバイトも絡めとるバイトしてきたバスを根こそぎ狩り捕る。
デュエル ハードコア ラトゥール ラトリンバイブ S
揺れながら沈んでいく元祖シミーフォールバイブレーション。フォール中にもリアクションバイトを誘います。もちろんラトルサウンドでも散らばったバスへもアピール。
エバーグリーン リトルマックス
真冬のタフコンでのメタルバイブのド定番!5種類の重さと豊富なカラーラインナップも非常に魅力的なベストセラー
デプス HUGE サーキットバイブ
極薄のサーキットボードをボディの一部に使い低重心化したメタルバイブ。ハイピッチなアクションをしデカバスのみならず淡水の怪魚攻略も見据えたHUGEモデル。
ジャッカル ノッキンジョー
ネーミングの通り、底をコツコツとノックしながら広大なボトムエリアを探ってくることに特化したメタルバイブレーションです。サイズは重さで変わり1/2、3/8、1/4ozがあります。
O.S.P オーバーライド
リフト時に垂直にリフト可能でその後のスライドフォールで食い気のないバスにも無理食い口を使わせるリフト&フォールの性能に磨きがかけられた特化型メタルバイブ。
ノリーズ TGジャカブレード
ブレードがついた新しいタイプのメタルバイブレーション。ブレードのフラッシング効果で集魚力と立ち上がりの安定性がアップ。
ジャッカル ガルバイブ
硬いプラ素材では成し得ないソフト素材によるよりナチュラルな波動を出すバイブレーション。サイズは88mm(22.1g)のオリジナルと、71mm(12.8g)のJr.の2サイズ。
ジャッカル ジューブル
金属ヘッドにソフト素材のボディを被せたハイブリッドバイブレーション。ただ巻きでギルを演出しボトムでは跳ねながら逃げるエビをイミテートする丸呑み必須の一口サイズ。
バイブレーションの使い方(活用方法)
ただ巻き・高速巻き
バイブレーションは基本的にただ巻きで使います。キャスト後に任意のレンジまで沈め、そのときの活性や水質、光の水中への射し方などを見極めてリトリーブ速度を変えながらただ巻きします。
水がクリアで日中日射しが水の中へ差し込んでいる状況であればボトムまで落としてしっかり底取りして、速巻きが有効です。
常に同じレンジだけでなく、ルアーの巻き方やスピードを変え、様々なレンジ(底、中層、表層)を探ってみましょう。同じ場所から投げる場合でも、キャストする角度やリトリーブのスピードを変えることで、釣果に差が出ます。
リフト&フォール
着底後、ロッド操作でルアーを持ち上げ(リフト)、ラインのたるみを巻き取って再び底につける(フォール)を繰り返す使い方です。特に低水温期に効果的なバイブレーションの使い方がこのリフト&フォールです。
やり方は
①キャストしてルアーをボトムまで着底させます。
②ロッドを煽って水中のバイブレーションを20cmほど持ち上げます。
③ロッドをまた最初の位置まで戻しながら、その時に出来たラインのたるみ分だけ巻き取り、ルアーを再びボトムまで落とします。これを繰り返します。
ロッドを立てたまま、リールを軽く巻く(1/3回転など)ことで、ロッドワークに頼りすぎずに底から5cm程度を細かく上下させ、ボトムから離れすぎないやり方もあります。
フォール中にバイトが出やすいので、ラインの動きに注意してアタリを捉えましょう。
まとめ
バイブレーションは、バス釣りの中でも年間を通して活躍し、状況を打開する力を持った頼れるルアーです。
特徴や素材による違い、選び方を理解することで、フィールドに合わせた最適なアプローチが可能になります。また、季節ごとの有効な使いどころを押さえておけば、狙ったレンジを効率よく探れ、バイトを得られる確率も大きく高まります。
さらに、豊富なラインナップから自分のスタイルに合ったアイテムを選び、リフト&フォールやただ巻きなど基本アクションを使い分けることで、ゲームの幅は一段と広がります。ぜひ本記事で得た知識を実践に活かし、自分だけの“効くバイブレーション”を見つけて、フィールドでの釣果アップにつなげてください。

