オリムピックのヴィゴーレをインプレします。
2016年にモデルチェンジされたヴィゴーレシリーズのベイトロッドをインプレしたいと思います。
今更ながらバス釣りでビッグベイトとビッグクローラー用に購入して10年以上使用してみてからの使い心地を主観的ではありますが素人目線で実釣インプレいたします!
オリムピックヴィゴーレを選んだ理由
過去にスピニング用のオリムピックのヴェローチェを借りて釣行した経験があり、その時に凄く良かったと感じていたために、ヘビダンやプラグなどに何本かに分けて揃えるベイトタックルの1本はオリムにしようと決めていました。
それも当時出たばかりの憧れのヴィゴーレに!
どれをヴィゴーレにしようか迷った挙句、オリムピックのサイトやYoutubeを見て「硬いだけじゃなく粘る…」という言葉に惹かれて、ガチガチな硬いロッドになりやすいビッグベイト用として購入することにしました。そのゆくえは・・・。
スペック

※僕の使っているGVGC-74Xは現在、品数が少なく店頭には並んでいません。中古で探すしかないようです。
僕が購入した74Xはルアーの許容重量は、3/8oz(約10g)~3oz(約85g)。おそらく自分が使うルアーでも50gそこらかと思ったのですが、S社やD社のロッドでは許容重量ギリでは重すぎてだるんダルくなる傾向があるので余裕を持って選択。
・・・しかしこれが後々、尾を引く結果となることを購入した時点では知る由もありませんww
現在流通しているヴィゴーレの同じようなビッグベイトを投げられるモデルがこちら↓
オリムピック 16ヴィゴーレ GVGC-78XX
オリムピック ヴィゴーレのインプレ
完全ジャパンメイド

「MADE IN JAPAN」の文字が光っています!オリムピックのロッドならではです。
オリムピックは日本の数少ないカーボンメーカーであり、カーボン繊維からロッドの組み立てまですべて日本で行われています。それだけでもかなり価値があると思っていますし、安心感が違います。
ま~このクラスの重たく硬いロッドの類はどれも持ってみて、キャストしても強い剛性感は感じるものなので…。普通かと…。

オリムの独自の外側からカーボンテープで補強するG-mapsによって強くしなやかなブランクスに仕上っています。
見た目かなり太いですねw
リールシート

自分の場合はカルカッタコックエスト201XGをセットして使っています。
普通のベイトリールよりもボディが大きく重たいリールですが、ヴィゴーレの贅肉を削ぎ落したシェイプアップされたリールシートでもがっちりホールドされているのが釣行時にも感じることができました。
2ozクラスのビッグベイトを投げるにも手元に重たい重心が来るとパワーファイトもしやすいので重さや大きさによるダルさは感じません。
見た目

僕はコルクグリップが大好きです!この見た目の良さも選んだ理由のひとつになっていることは言うまでもありません。
カルコンのゴールドと相性バッチリです!
大きめのガイド

穴が小さめのガイドが主流になっている昨今のベイトロッドのガイドですが、このヴィゴーレはあえて広口ガイドになっており、これによりビッグベイトなどを使用する際の太いラインでも、抜けが良くなり飛距離が格段にアップします。
実際にキャストして、7.4フィートのロッドの長さと合わさって、16lbの太いラインを使用したキャストでも思いのほか飛んでる気がずっとしてます。
ティップとブランクス

そしてこのヴィゴーレの中でもXタイプと言う硬くてビッグベイトのような重たいルアーを気持ちよく操作できるロッドととして選んだわけですが。
きっかけは謳い文句であった「硬いだけでなく粘る」・・・でしたが思いのほか粘るという印象はほとんど感じられず。
ティップは柔らかいものが好みの自分だからかもしれないですが、どちらかというとカッチカチ。
さすがにビッグベイトをキャストしたときのブレのない安定感とか、50クラスを掛けたときの主導権を向こうに渡さない強靭さは感じられました。
あとは好みによるのではないかと思います。
ロッド:オリムピック16ヴィゴーレGVGC-74X
リール:シマノ カルカッタコンクエスト 201XG
ライン:シーガーR18フロロリミテッドBASS 16lb
ルアー:ジョインテッドクロー178F、イマカツアベンタクローラーRS
総評価
たぶん、もっと適切な(軽めのロッド)を選んでいれば感じ方もちがっていたかもしれませんが、相対的にみてこのシリーズの16’版はティップやブランクスは硬め。そして硬めが好きな人にとってはとても良くできたロッドはないかと思います。
その他にもラインナップが揃っています。好みの1本をどうぞお試しください。

