アジングのロッド最強セレクト!上級者も快適に釣りが可能で所有欲まで満たす嗜好竿13選

アジングにおいて最強と称されるロッドをご紹介します。

アジをルアーで釣り上げる基本性能はもちろん、より快適にその時の状況に合わせてアングラー自身が操作するだけで釣りが可能なアイテムを厳選しました。

またこのクラスが持つ、所有欲まで満たす満足度のほか、類まれな軽さと感度を有した、まさに向かうところ敵なしのアジングのロッドをご案内します。

上級者からのセカンドロッドの選び方

より釣り方にフォーカスした選び方が釣果を伸ばすコツ
このページをご覧いただいてるアングラーの中には、今持っているロッドのランクアップを図りたいとか、釣り方のバリエーションを増やすために2本目のロッドの購入を検討されている人もいらっしゃると思います。

そういった方はある程度アジングで安定した釣果を出せている方だと思うので、次に買うロッドは、汎用性ではなく、より釣り方に特化したロッド選択がいいと思います。

汎用性のあるロッドは1本だけでいろんな釣り方ができる反面、「これが大得意!」と言ったような得意の釣り方を持っていない、いわゆる人間でいうと”八方美人”的な存在です。

遠投して深場に居着いている尺アジを狙いたいから長さの長いロッドや、キャロやフロートリグを使いたいからもっと硬いものなど、釣り方に特化してセレクトすることで、より多くのアジが釣れる可能性が増えていくことでしょう。

●汎用性よりも、より釣り方にマッチした専用ロッド
●中級者以上ではより釣り方に特化したロッドを複数持ち

専用ロッドをおすすめする理由

アジングロッドは感度優先!感度が良い竿というのは軽さや穂先の柔らかさだけでなく「ハリがある」ロッドが求められます。

長さや硬さ的に考えてみると、ちょうどよさそうなバスロッドのスピニングも、柔らかいティップのフィネス対応のものでもアジングでは厳しくて、向いていません。

ほかのロッドで代用できる=釣りができるといえばできないこともないのですが、実際アジングのロッドの代用になるものはありません。感度が良い軽くて操作性が良い短かく、しかもティップはハリのある硬めって…。ほかに類がないのです。

だからこそアジングには専用ロッドが好ましく、ほかの釣り種との代用は考えにくいです。

最強ロッドがもたらす軽さと満足感

値段の張る高い価格のアジングのロッドには、そこでしか味わえない研ぎ澄まされた性能と、それを手にして釣りをすることでしか感じ得ない満足感の2つの大きな利点があります。

軽さ=感度

アジングにおいてロッドの感度はそのまま釣果に直結する大切な要素です。これはロッドの軽さによっても大きく左右されます。単に軽くするだけでしたらあまり予算もかけないでどこのメーカーでも作れますが実際はそうはいきません。

軽さと相反する強度を手に入れるためには、それなりの材質を使うか、緻密に計算された構造が必要(研究、開発にお金と時間を要す)です。そのためには価格設定もある程度高くする必要があることは当然の話です。ですから軽くて感度の良いロッドを追い求めていくと結局高いロッドのほうが圧倒的に釣りやすくなります。

所有欲という満足感

釣りに直接関係のないことのように思えるこの「このロッドでアジングしている」という自分自身で感じられることは、釣りをしていても気分が良いし、釣れていない時間の満足度も高く、心も晴れやかになることでリラックスした状態が続くため、焦って絶対釣ってやる!みたいになっている時よりも釣果が出やすくなると僕は思っています。

予算が許す限り、最強と呼ばれるいいロッドを選ぶことはアジングにおいて価格に見合うだけの満足感と釣果を約束してくれるアイテムです。

アジングの最強ロッドおすすめ:ミドルクラス

まずは価格帯とでいう中核のミドルクラスからご紹介します。

シマノ ソアレSSアジング S60SULーS

シマノのライトゲームロッドで人気のソアレアジングからこちらがおすすめ!アジングの醍醐味である、微細な「コッ」というアタリをも感知してなおかつ積極的に掛けにいくことを体感させてくれるアジングロッドのスタンダード的な性能。少し張りが強めだと感じるロッドは使う人によっては固いと思う人もいるようですが、感度は申し分なくアジではないですが30cmほどのアイナメが釣れた時でも難なく寄せてこられるパワーを持っています。

長さ(ft)5.8ルアー許容重量(g)0.3~6
自重(g)51適合ライン1~3lb
継数2ラインナップ8種類

シマノ ソアレ エクスチューン S510SUL+-S

「最強」と称される上位クラスで必ず問われる”本物とは何か”の答えを見つけ出してくれる…そんなロッドです。アジングだけに拘らずライトソルトゲーム全般においてカテゴリに拘らずアングラー自らが感じ取り乗せる、掛けるを思いのままに操れる性能を持っています。そのソアレ エクスチューンのモデルの中でも特に玄人向きなS510SUL+-Sをおすすめします。しっかり掛けにいける感度と適度なハリを持っている反面、掛けてから曲がるアクションは上級者をうならせます。

長さ(ft)5.10ルアー許容重量(g)0.4~8
自重(g)62適合ライン1~3lb
継数2ラインナップ7種類

ダイワ 月下美人 MX アジング 64L-S・N

ダイワのライトゲームの人気ロッド月下美人のなかでも上位モデルに引けをとらない性能をもっているMXシリーズ。アジングをする釣り人にとって憧れ的な存在でもあります、この価格でこの見た目の高級感と性能は反則もの!おすすめするのはミドルクラスとしては、汎用性が高い部類に入るラインナップのいちばん真ん中のモデルをセレクト。軽い5ftクラスでは思いのほかややティップが柔らかすぎて不自然と感じたので、僕からのMXのおすすめは大手通販でも評価が高かった64Lで決まりです。

長さ(ft)5.5ルアー許容重量(g)0.5~8
自重(g)55適合ラインナイロン1.5~4lb
継数2ラインナップ5種類

ダイワ 月下美人 AIR 66L-S・W

より軽く、細くシャープにロッドを握っていることを忘れてしまうかのようにルアーの重みを手元まで感じられる最高の感度と、その感度の良さと相まってアンブラーの意図をそのままルアーに直接アクションとして伝えられるビンビンと感じる伝達性を手に入れています。ひとつ前の旧モデルと比べても約15%もの軽量化を実現しています。自ら感じ取り、掛けに行くスタイルにバッチリ適合した攻撃型ロッドです。このラインナップから僕が選んだおすすめのモデルは軽量ジグに適したモデルのセンター的存在の66L-S・W。

長さ(ft)6.6ルアー許容重量(g)0.5~8
自重(g)47適合ライン1.5~4lb
継数2ラインナップ10種類

メジャークラフト 鯵道 5G AD5-S622L/AJI

メジャークラフトの現在の最先端技術と素材で組まれた最高峰アジングロッド。豆アジの超微細な吸い込むようなアタリ~20cmクラスのアベレージサイズのアジのファイトまで難なくこなす高感度ソリッドティップが採用されています。アジングの道を究めるべく軽量リグの操作性と感度がより研ぎ澄まされたまさに上級者が求めるべく性能を有したモデルが揃っています。

長さ(ft)6.2ルアー許容重量(g)0.2~3
自重(g)52適合ライン0.8~2.5lb
継数2ラインナップ4種類

アブガルシア エラディケーター リアルフィネスERFS-510ULS-EXF-TZ

プロアングラーが好むショートレングスのハイエンドクラスのロッドの決定版。海外ブランド製品とは思えないほどの驚きの軽さと高感度を兼ね備えています。ソリッドティップでありながらダルくならず感度を保ったまま繊細な操作も可能にしてあり、同じポイントで誰もが釣れていない中でもほかの釣り人を圧倒する釣果を出している人というのは恐らくこんなアジングロッドを使用しているのでしょうね。エントリーモデルとの差は歴然。安いロッドからステップアップを図りたい中級者以上の方へおすすめ。

長さ(ft)6.3ルアー許容重量(g)0.1~4
自重(g)52適合ライン0.8~2lb
継数2ラインナップ5種類

ヤマガブランクス ブルーカレント 62/TZ NANO

アジングロッドの代名詞とも言えるこの世界の基準をつくったと言っても過言ではないブランクス性能を持つブルーカレントシリーズからおすすめはこちら62。ルアーの操作性に徹底的にこだわりフォール中の潮流と前アタリも感じ取れる繊細な感度は異次元。ソフィスケートされた大人のために用意された感じがある僕の一押し☆彡

長さ(ft)6.2ルアー許容重量(g)~3
自重(g)53適合ライン1~3lb
継数2ラインナップ3種類

レガーメ 魅極 XAM-5824

ライトゲームを中心にソルトロッドを展開しているレガーメは現在ふつふつとその存在感を表しているメーカーです。そのレガーメが誇るアジングロッドの13種類も用意されたラインナップの中で僕がおすすめに選んだのはアジングで一番使用頻度の高い1g以下の超軽量ジグヘッドの使用感に拘った魅極(ミギョク)。軽く取り回しが楽で全体を通してしなやかだけど、尺アジもぶっこ抜けるパワーを持ち合わせているデカアジとも躊躇することなく渡り合えるブランクスを持っているモデルです。

ノーブランド品
長さ(ft)5.8ルアー許容重量(g)~3.0
自重(g)47適合ライン1~3lb
継数2ラインナップ13種類

アジングの最強ロッドおすすめ:ハイエンドクラス

がまかつ ラグゼ 宵姫 華弍 S59FL-solid

がまかつを代表するアジング専用ロッド宵姫(よいひめ)に2022年満を持して登場が発表された最新の「華弍」。軽いジグヘッドと、重いキャロなどとの使い分けをする複数ロッドを持つ上級者におすすめのロッドがこちらのS59FL-solidです。ショートレングスの取り回しの良さも当然のことながら、レギュラーテーパー寄りでブランクス中央まで曲がり、軽いジグヘッドを力まずに操作を可能にし、乗せると掛けるを両方を力添えしてくれます。入荷日は4月上旬とのこと。現在すでに通販でも予約注文が開始されています。

長さ(ft)6.3ルアー許容重量(g)0.1~4
自重(g)54適合ライン0.8~2lb
継数2ラインナップ5種類

ダイワ 月下美人EX AGS 510UL-S ~麗

ダイワが誇るアジングなどライトゲームのタックルを送り出す月下美人の最高峰ロッド。とにかく手に馴染み持っていることを忘れるほどの軽さと、まるで手元に水中が映し出されるかのような水中のルアーの様子が鮮明に伝わる研ぎ澄まされた感度の良さを徹底的に追及。「響く」という言葉がそのまま当てはまる俊敏な感度の良さ。素材にはかつてルアーロッドでは使われれることなかった最高級のカーボン素材を使用し、ガイドにはダイワ独自の軽量で感度をももたらすAGSが標準搭載されているモデルです。

長さ(ft)5.10ルアー許容重量(g)0.3~5
自重(g)43適合ライン1~3lb
継数2ラインナップ6種類

シマノ ソアレ リミテッド S58UL-S

シマノが送り出すライトゲーム最高峰のロッドモデル、ソアレリミテッド。シマノが長年培ってきたノウハウとテクノロジーの今持つ最高レベルを惜しむことなくすべて注ぎ込んだ現時点での最高傑作。このクラスではもはやあたりまえとなっている軽くて強く感度が良さに加え、僕が個人的に好きなカーボンモノコックグリップと軽量化と見た目にも貢献しているブリッジライクシートが採用されています。また、瞬時のアワセを的確なフッキングに持ち込む硬さを持つ掛け調子なのに、曲がる楽しさも持ち合わせた、まさに上級者が満足いく1本に仕上がっています。

長さ(ft)5.8ルアー許容重量(g)0.4~8
自重(g)56適合ライン1~3lb
継数2ラインナップ3種類

オリムピック スーパーコルト 24GCORSS-582UL-HS+

最高の素材を持って組まれる純国産で生産される信頼抜群のオリムピックのアジングに特化されたコルトシリーズ。おすすめするスーパーコルトで自重はわずか44g以下!!もう手に持っていることさえ忘れてしまいそうなくらいの重さです(リールやルアーがあるのでそうはなりませんが…)。 実際に手にしてみると非常にティップと本体の胴まわりが細いのに驚きます。そこはここまで細くしてもカーボンメーカーとして強度が十分保持されているということの証なのでしょう。まさに高級アジングロッド!

長さ(ft)5.8ルアー許容重量(g)MAX3
自重(g)44適合ラインMax3lb
継数2ラインナップ1種類

オリムピック スーパーコルトAT 25GCORSS-612L-HS+AT

アジングのロッドはここまで進化した!上で紹介したスーパーコルトを基に高強度高弾性素材を含む3種の素材をティップからブランクス、バットエンドまで適材適所に用い、さらには製造工程でレーシングカーなど極限の性能が求められる分野において用いられる焼成工程を取り入れたことで少ない樹脂でカーボンを組むことに成功。自らが感じ、掛けに行くアジングに求められる性能を極限まで突き詰めた最高級ロッドです。

長さ(ft)5.8ルアー許容重量(g)MAX3
自重(g)44適合ラインMax3lb
継数2ラインナップ1種類

手軽なアジングだからこそ最強ロッド

今回ご紹介したアジング最強クラスのロッドは、ただ価格が高いだけでなく、その軽さや感度、そして徹底的に磨き上げられた性能によって唯一無二の魅力を放ちます。

魚の小さなアタリを「感じて掛ける」基本性能はもちろん、ファイト時にしなやかに曲がり、やり取りを楽しめるのはハイエンドモデルならでは。上級者が求める精度と遊び心の両立がここにあります。

中級者の方にとっても、手に入れることで大きなステップアップを実感できるでしょう。一度その世界を体験すると、もう戻れないほどの満足感を味わえるはずです。ぜひ、ハイクラスのアジングロッドでワンランク上の釣りを楽しんでみてください。