アジングの安いロッドおすすめ14選!長さとタイプの選び方と3,000~10,000円台で買える予算別チョイス

アジングのロッドの安いおすすめをご紹介します。近年の釣りブーム!?に乗っかってルアーフィッシングの中でも手軽さがウリのアジングは人気上昇中です。

タックルを揃える際にいちばん先に選びたいロッドですが、専用ロッドもたくさんありアジングで釣れるロッドはどれがいいのか迷うはず。

そこで今回は安く購入できるおすすめのアジングロッドを予算別にご紹介します。

アジングのロッドの特徴

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感度

アジは泳ぎが素早く餌を吸い込むようにして飛び込んできたり、フォールしている最中に食らいつくこともあり、その一瞬の違和感を感じ取れる性能が求められます。ほんのわずかな間の繊細なアタリを感じとるにはロッドの感度が重要になってきます。

一般的にいうとティップ(穂先)が柔らかいロッドのほうが食わせやすいですが、ことアジングにおいては感度のほうが優先度が高いです。

軽さ

アジングにおいてロッドなどタックルの軽さは、長さやタイプに拘ってあまり自重を気にしていない人が多いですが、僕の中では優先度高めです。

軽さはアジングの軽い仕掛けを操作しやすいだけでなく、軽いものの方が圧倒的に手元に伝わる感度においても有利です!

また、軽いことで長時間の釣りでも疲れにくく、手首への負担も軽減されます。

操作性

アジングは1g前後の軽量ジグヘッドを細かく操作してアジを誘うことが多く、繊細なアクションが要求される釣りです。

グリップ重心のものなど重心が手元に近いほど、細かなルアー操作が可能であったり、軽く小さい仕掛けで細かな動きをつけやすい軽快な操作性も求められます。

アジングロッドの選び方

アジングは気軽にライトタックルではじめられる魅力的な釣りではありますが、ロッド選びには気を付けないといけない注意点がいくつかあります。

アジングロッドの長さなどの特徴から自分に合った選び方を指南します。アジングロッドで重要視されるロッドの特徴を理解して、長さや硬さ(タイプ)の選び方について詳しくご案内していきます。

代用できるロッドとできない釣り種も併せて解説します。

長さ

長さは個人が自分の行こうとしているポイントや釣り方によって選びましょう。

漁港の中や船からのアジングの場合など遠くに飛ばす必要がなく接近戦が主になると考えられるケースでは、長さが短い4ft~5ft前半くらいのロッドが取り回しが良くておすすめとなります。

これからアジングをはじめる方が最初の1本に選ぶ場合におすすめな長さは5ft~6.5ftです。アジングではそうそう遠くへ飛ばしたくなる状況は少なく、一般的な1g前後のジグヘッドを投げやすくて、アクションがしやすく汎用性が高いのがこの長さです。

長さの違いによるそれぞれのメリット

長さの短い(ショートレングス)ロッドのメリット

6フィート前後の長さが現在のアジングロッドでもっとも使われている長さで、アジング専門のプロアングラー達からも信頼を得ている長さです。

堤防などからの近距離戦はもちろんのこと、極軽い0.5~1g以下のジグヘッドを多用する場所や、強風時にはショートレングスの長さの短いロッドの右に出るものはありません。

長さが短いため操作性が抜群。取り回しがよい。
自重が軽く感度に優れているため繊細なアタリを拾いやすい
堤防などの近距離戦でピンポイントで狙った場所へキャストが決まる。
短く軽いので疲労とは無縁。

このように操作性がよく感度もいいのでアジングロッドでは長さが短いものが一般的です。

問題となる飛距離については、できる限りラインを細くして、垂らしを長めに(30センチ以上)取ってからキャストすると結構うまくいきます。ラインの細さはプロは0.2号など使っているそうですが、最初は0.3号でもよいです。

長さが長い(ロングレングス)ロッドのメリット

長さが長い(ロングレングス)のアジングロッドの利点はその飛距離にある。当然足元にしか届かない場所の小さなアジより、沖にいるアジのほうが大きく尺アジに出会える確率も上がる。

飛距離が伸びる。沖のかけあがりにいる大型を狙える。
バラしにくい。長さがあるため大型とのやり取りにもロッドにタメが効く。
根づれしそうな障害物周りをかわしやすい

飛距離が伸びやり取りが良くなる分それだけ操作性は若干犠牲になる。狭い堤防などでは取り回しが悪く手返しが良くない。

またアジングでもっとも多用される軽い0.5g程度のジグ単の操作はかなり厳しい。初級者の方にはバラシが少なく利点もあるけど、あまりおすすめしません。

重たい仕掛けのフロートやキャロ、メタルジグやミノーなどのプラグルアーを用いた釣りに向いている。どちらかといえば最初の1本より、2本目のアジングロッド向きだといえるでしょう。

このように操作性がよく感度もいいのでアジングロッドでは長さが短いものが一般的です。

沖の深場にいるアジや、堤防の消波ブロックの奥へ軽いジグヘッドを送りたい場合には、7ft以上の長さがおすすめです。長さが伸びたことで飛距離とパワーも増すので、フロートやメタルジグなどの重たい仕掛けの操作性もアップします。

ビギナーの方は6ft前後を中心にチョイスしていき、経験者の方はこのように釣り場所やどのような釣り方をしたいのかで長さを決めていっていくといいです。

硬さ(タイプ)の選び方

ロッドの硬さはULやL,またはMと言ったタイプで表記されていますが、このタイプで硬さを選ぶのではなく、アジングロッドの場合はルアーの許容重量で選びましょう。

このルアーの許容重量というのは、ロッドでキャスト可能な重さのことで、スムーズに飛ばせる最小な重さと、折れたりすることなく投げられる最大の重さが明記してあり判断しやすい目安になります。

これからアジングをはじめる方は、まずアジングの基本的なジグ単の釣り方を覚えたほうがいいと思うので、軽い0.5g前後~のジグヘッドが使え、かつ5gくらいのマイクロジグなどまで使えるバーサタイルな硬さのものがおすすめです。

アジングで主体となるのは軽量な1g以下のジグ~2gですが、10gまでのメタルジグや重ためのキャロやフロートの仕掛けと比べると適したロッドの硬さがまるで違ってきます。

どちらかに特化したロッドを選ぶのは2本目、3本目からにして、最初の1本は汎用性が高い中間を選びましょう。

またLやMと言ったタイプ表記には、ルアーの許容重量についての明確な線引きがなく、メーカーによって同じタイプ表記でも硬さはまちまちです。

アジングロッドの硬さを選ぶ際は、必ずルアーの許容重量を確認しましょう。

【安い10,000以下】アジングのロッドおすすめ

これからアジングはじめる人にエントリーモデル

プロマリン ライトエースアジメバル 70L

【実売価格】3,600円~

価格が5000円以下でアジングが始められるのなら、こんなに嬉しいことはない!コスパ最強を目指すならこのロッド。もうヤバイです。そりゃ高いハイエンドクラスと比べれば自重や感度、操作性は落ちますが、この価格ではお値段以上です!これくらいのロッドは折れるという人がいますが、過負荷さえしっかり守っていれば普通に釣りはできます。アジングのほかに、サバやキス釣りなどに使用する人もたくさんいらっしゃいます。

長さ(ft)7ルアー許容重量(g)0.5~7
自重(g)100適合ライン2~5lb
継数2ラインナップ6種類

OGK アジングショット2 56L AS2562L

【実売価格】3,713円~

最初見た時は驚きました。お値段3500円以内って…今の時代ラインでもそれくらいするものもあるのにアジングロッドがこの値段て最高過ぎますね!しかもこれ、Amazonのレビューを見ても安いロッドの割に評判が高いんです。意外ですけどそれほどコストパフォーマンスに優れたロッドだということでしょう。実際に買って使ってみた人の感想聞くと「もうこれだけでいいんじゃないか」ってw、このお値段なので吸い込みは落ちるものの感度が良いチューブラートップなので感度もそこそこ、でこの軽さ。どれにしようか迷ったらコレ!おすすめです。

ナチュラム フィッシング専門店
長さ(ft)5.6ルアー許容重量(g)0.3~5
自重(g)80適合ライン1~6lb
継数2ラインナップ2種類

プロマリン CB べろべろあじ 56UL

名前のとおり、べろンッ、べろンッなしなやかなティップを持つアジングロッド。こういった柔らかい穂先のロッドは軽い仕掛けを繊細に動かすときにも操作性が高いのはもちろん、夏場のサイズの小さいアジのなど数釣りも小さくても引きが楽しめることが醍醐味!僕個人的には安い遊び心のあるロッドだと思ってます。尺アジが掛かると少々大変そうですがめっちゃ曲がるでしょうから、それはそれで絶対たのしいはずです!

長さ(ft)5.6ルアー許容重量(g)0.5~7
自重(g)76適合ライン2~6lb
継数2ラインナップ

メジャークラフト ファーストキャスト FCS-S642AJI

【実売価格】6,072円~

感度の良いソリッドティップモデル。チューブラートップもあるが安いアジングロッドを探している方には吸い込みの良いこちらのほうが細かなアタリでも乗せやすいのでおすすめ。この価格でソリッドのロッドが買えるのが凄い!コスパ重視のメジャークラフトならでは性能と安い価格せて値が魅力。はじめての方にはもちろん、中上級者のセカンドロッドとしても揃える人もいます。アジングのソリッドティップはいかんせん極細なので、移動の際にはティップカバーをつけることをおすすめします。

長さ(ft)6.4ルアー許容重量(g)0.6~10
自重(g)未公表適合ライン1~5lb
継数2ラインナップ3種類

アブガルシア ソルティーフィールド SFS-662UL

【実売価格】6,191円~

アブガルシアの海釣りを身近に楽しめるシリーズ「ソルティーフィールド」の中でアジングに最適なセレクトとしてベストセラーの人気ロッド。軽いルアーを扱いやすいウルトラライト(UL)タイプで、漁港内など足元を探るのにも釣りやすい長さで、アジングだけに限らず軽めのチョイ投げやサビキなどのエサ釣りも可能な楽しめるロッドになっています。

長さ(ft)6.6ルアー許容重量(g)0.2~7
自重(g)81適合ライン~10lb
継数2ラインナップ2種類

ダイワ アジメバルX 66L-S

【実売価格】9,625円~

さすがダイワ!エントリーモデルだからと言って雑なつくりやデザイン性にも安っぽさは微塵も感じられない。今回おすすめするクラスは数あるラインナップからアジングのジグ単を使用した釣りに最適なタイプ。これは万能ルアーとして謳われているロッドで、アジングだけでなくこれならばエリアトラウトなどの釣りにも使えるなど応用度も高いです。安くとも種類が豊富にありこの価格帯であれば、他の釣り種に使えるロッドも揃えておきたくなる魅力があります。 

長さ(ft)6.6ルアー許容重量(g)0.5~8
自重(g)70適合ラインナイロン2~6lb
継数2ラインナップ5種類

【安い10,000台】アジングのロッドおすすめ

もうワンランク上を目指したい釣り経験者や中級者に

ダイワ 月下美人AJING 68L-S

【実売価格】11,413円~

ダイワのアジング専用のエントリーモデルであるアジングX。10000円以下で安い方が最初の1本を選ぶには最適なロッドです。数種類ある種類の中から、ルアー許容重量を考えて僕がおすすめするのは68L-S。アジングロッドとしては長さが長い方の部類に入りますが、0.5~8gまでのルアーが使えるロッドは、軽いジグヘッドから、プラッキングやマイクロジグまで楽しめるおすすめモデルです。
アジングのほかにもメバルやカサゴなど小型根魚にも使用が可能。

長さ(ft)6.8ルアー許容重量(g)0.5~8
自重(g)108適合ライン1.5~4lb
継数2ラインナップ3種類

メジャークラフト 24ソルパラ アジングゲーム SPAJ-S682M

【実売価格】10,727円~

6.8ftのロングレングスは遠投性能と尺アジとの対峙も余裕でこなせるスペックを保持。それに加えてジグ単など超軽量なリグでも操作が優れるようにソリッドティップが標準装備されています。少し軽い仕掛けを飛ばして豆アジの数釣りから30cmオーバーのデカアジまで狙って釣り上げることが可能な頼りになる相棒に成り得ます!

長さ(ft)6.8ルアー許容重量(g)0.6~5
自重(g)78適合ライン0.1~0.5号
継数2ラインナップ3種類

シマノ ソアレBB アジング S610L-S

【実売価格】12,627円~

シマノが釣り安い価格でエントリーロッドのアジング専用モデルがこちらです。軽い0.3号から投げられる64サイズは長さも中間的で、アジング本来の軽量ジグを使って基本を習得するにはちょうどよくておすすめです。この手のロッドはあとあとアジングに慣れてくると、いろいろと不足している部分が出てくることはありますが、そうなればステップアップと同時にロッドを新調すえばいいのです。このロッドは癖がなく誰でも扱いやすいのも魅力です。

長さ(ft)6.10ルアー許容重量(g)0.6~12
自重(g)61適合ライン1.5~4lb
継数2ラインナップ4種類

テイルウォーク アジストSSD アジングロッド 510

【実売価格】12,970円~

テイルウォーク アジストSSDシリーズの中でもスタンダードモデル。操作性と自重の軽さに長けたロッドはまさにアジングの為の専用機種。ショートレングスを生かした繊細なルアー操作と瞬時のアワセを機敏にフッキングに持ち込む正確性がウリ。実績もあるので自分の行くフィールドと釣り方にあわせて他のラインナップを選んでも面白いです。

長さ(ft)5.10ルアー許容重量(g)MAX4
自重(g)65適合ライン0.2~0.4号
継数2ラインナップ10種類

メジャークラフト 鯵道 1G AD1-S622L

【実売価格】13,860円~

売り切れ続出の最近人気が沸騰しているアジング専用ロッド!私の友人なんか通販でも待ちの状態だったので、近くの釣具店に予約注文したそうですが届いたのは2ケ月半後のこと…。それでも早かったらしいですが…それくらい現在人気の鯵道。実際購入して使った人の中には、一つ上のクラスのロッドよりも使い勝手が良かったという声があるほどです。ラインアップは4種類あります。見つけたら即購入!もしくは気になった時点で予約注文はお早めに!

長さ(ft)6.2ルアー許容重量(g)0.2~3
自重(g)未公表適合ライン0.8~2.5lb
継数2ラインナップベーシック6種類

アブガルシア ソルティースタイル アジング STAS-592LS-KR

【実売価格】14,410円~

アブガルシアが誇るエントリーモデルのソルティースタイルのアジング専用ロッドです。とても入門用とは思えないカッコイイ外観と、アジ特有の触ったか触らないかのギリギリのもっさりとした小さなアタリまで拾ってくれる感度には、評価が高いです。
安いなりの性能とはいえ基本をしっかり抑えた真の入門用ロッドだという声も聞かれるほどビギナーには必要最低限の性能を持ち合わせたおすすめロッドです。

長さ(ft)5.9ルアー許容重量(g)0.2~5
自重(g)83適合ライン1~4lb
継数2ラインナップ3種類

シマノ ソアレ TT アジング S610L-S

【実売価格】16,787円~

シマノのアジングやメバリングに特化したソアレシリーズの中核をなす位置づけのTTのアジングモデルです。このS610LーSは汎用性の高い中心モデルでジグヘッドからキャロ、スプリット、マイクロジグなど多彩なリグを駆使できるので、その場の状況に合わせて釣り方を変えてもこれ1本で対応が可能なモデルです。アジング専用のもはロッドを立てやすいようにリールシートがダウンロックになっています。

長さ(ft)6.10ルアー許容重量(g)0.5~12
自重(g)70適合ライン1.5~4lb
継数ラインナップ3種類

専用ロッドを手にしてアジングで釣果を伸ばそう!

ここまでアジングロッドのおすすめをご紹介し、選び方を解説してきましたがお気に入りの1本は見つけられましたか?

途中でお伝えした通りアジングに使用するロッドは手軽であるけれど、繊細な釣りなためロッドも専用ロッドが好ましいことはお分かり頂けたかと思います。

手にした時から釣果が約束されるようなものではありませんが、ロッドを購入するとアジが釣れるようになるために一歩近づいたと思います。これからはどんどんアジングロッドを使い倒して、たくさんのアジを釣ってテクを磨いていってください。

より良いアジングを応援しています!