エギング初心者におすすめエギ!とりあえずこれ持ってけ!ビギナーが釣れるを実感できる選び方

エギング初心者の方におすすめの釣れるエギをご紹介する特集記事です。

釣れる釣れないはエギに限らず道具で左右されることもあるのですが、とはいえ使い方を熟知していないと奨められたせっかくの高性能なエギも釣れないと成り兼ねません。

ですから、ここでは基本的な選び方に合わせて初心者向けの使い方と釣れると言われるド定番のエギをご紹介します。

エギング初心者のエギの選び方

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エギはイカを釣るための疑似餌で形はほぼ決まっている一定の形をしていますがルアーと同じく重さやサイズ(大きさ)に違いがあります。

また深く素早く潜るディープタイプと、シャロー攻略に適したスローシンキングタイプなど使い分けができるように性能が特化されたものも多く出回っています。

エギング初心者の方に適した釣れるエギの選び方を解説します。

エギの重さ、大きさは号数で判断

初心者の最初の1個におすすめは3号から
エギは大きく「号数」により重さと長さ(サイズ)が区分されています。まずはこの号数でその時期に合った釣り方をするので多少なりとも覚えておくと役立ちます。

言葉にすると覚えずらいので下に表にしてみました。 春/秋

号数(号)長さ(約)重さ(約)時期
2.06cm6g
2.57.5cm10g
3.09cm15g春/秋
3.510cm20g
4.012cm25g
4.513.5cm33g

※メーカーによって同じ号数でも重さと長さに違いがあります。ここでは平均的な数値で表しています。

春の藻場やディープを狙い大きな親イカを狙う場合は3.0号以上を使用することが多く、秋の新子イカの時期になるといちばん小さい2.0号から3.5号を使います。

この中でもっとも汎用性が高く春でも秋のシーズンでもオールマイティイーに使えるのは3.0号です。

3.5号でもいいですが、それでは春なら使える状況は多いですが、秋は少し大きい(重い)ときもあり汎用性でいうと3.0号一択となります。

初心者の方が重さや大きさに加え、カラーなどのバリエーションを持たせるために最初にたくさんのエギを購入するのはちょっと勇気がいることだと思うので、最初に1本~1,3本だけ準備するのであれば、こうした汎用性のある3.0号を軸にメーカーやカラーで分けて用意していくのが僕のおすすめかな^^/

●春は3.0号~4.5号
●秋は2.0号~3.5号
●初心者のはじめの1つは3.0号がおすすめ

エギにはタイプがある

エギにはタイプがたくさんあります。大きく分けてスタンダードとシャロー、ディープタイプがあります。

それぞれ号数による重さや長さが同じでもタイプが違えば、当然性能が特化されていることになるので使い方も変わってきます。

タイプは着水してからボトムに着くまでの「沈下速度」で大きく3つのタイプに分けられています。

スタンダードタイプ

もっとも汎用性が高く、沈下速度もちょうど中間であり扱いやすいのでエギング初心者にいちばんおすすめのエギのタイプになります。

スタンダードという呼び名のほかにベーシックやノーマルタイプと言われることもあります。

沈下速度は約3~3.5秒/mです。

春秋問わず、3タイプの中でも最も使用頻度が多いタイプがこちらです。

シャロータイプ

沈下速度が1メートルを5.0~6.0秒かけてゆっくりと沈んでいくタイプのエギです。春の産卵期の藻場などのシャロー攻略の際は水深が浅くすぐに沈みこんでしまうエギでは、すぐにボトムに着底してしまい攻める時間が短くなってしまいます。

そういった場合にはシャロータイプを使い、ゆっくりと沈んでいくので水深のない場所でもじっくりフォール中にアピールすることが可能になるいわゆるスローシンキングタイプです。

ディープタイプ

もっとも素早く深い場所へも到達するのがディープタイプです。形状や大きさ以上に体感的にずっしりとした重みを感じるタイプです。

深い場所を中心に攻めたいときやボトムタッチがあやふやになりがちな潮の流れが速いポイントなどで有効になります。

また重みがあるので自然と飛距離が伸び、遠くの狙ったポイントにも難なく送り込むことができ、ひとつは持っておくと意外と重宝するタイプでもあります。

エギの初心者におすすめ最強カラー

エギのカラーは昼なのか夜なのか、雲や太陽光、近くの光量や水の濁り具合などで決めるのが基準になります。

僕の場合、夜や曇り空の時には赤テープのレッドやピンク系を用います。また逆に昼間の晴天時や水が比較的クリアなときには虹テープや金テープのナチュラルベイト系(イワシやアジカラー)を中心に選んでいます。

初心者の方におすすめするのはどのような状況下でも使える虹テープや金テープがおすすめです。

初心者におすすめのエギ3大メーカー

いよいよ本題のエギング初心者におすすめの釣れるエギのご紹介です。
各メーカーから釣れると言われているエギはたくさん出ています。そのためどれにしたらいいのか迷うこともあると思います。

そこで僕自身の実績から比較的簡単に釣れるエギを選べる主要メーカーを絞って、そこからおすすめをお伝えします。

これを持っていけば必ず釣れることをお約束するものではありませんが、まだテックニックがおぼつかない初心者の方でも釣れやすくなるエギだけをピックアップしてみました。

ヤマシタ

エギは日本生まれのイカを釣るための疑似餌ですが、このエギの存在を世界に広めたのは他ならぬヤマシタです。まさに、このメーカーのエギ王はまさにエギ界の原点にして頂点

さまざまなエギをいろんなメーカーが出していますし、どれもそこそこ釣れるのですがヤマシタのエギは釣り方と使い方の基本さえ抑えていればもっとも釣れるエギだと言っても過言ではないと僕は思っています。

ですからエギング初心者の方が、どれかひとつだけ用意するとするならヤマシタのエギから選ぶことをおすすめします。いちばん釣果が得やすいでしょう。

ヤマシタ エギ王K ベーシック 3.0号

まずエギングの基礎を的な釣り方を実践で体得してもらうためには元祖エギのヤマシタのエギ王Kのベーシック!
まずはこれから慣れてください。

波や風の影響を受けにくくフォール時の姿勢もよくてビギナーでも扱い易く汎用性が効くことが初心者の方に最適。

エギングをやってる人なら異論を唱えるひとはあまりいないでしょう。

ヤマシタ エギーノもぐもぐサーチ

これってエギなの!?エサ釣りなの!?どちらも正解です!!

エギの背中にキビナゴやカタクチイワシなどのエサを簡単に装着できる「エサっとシステム」の搭載により生エサの威力でイカを誘い出しエギングをとことん簡単にした究極の初心者向けのエギ

こんなの反則だろ!!と思われる方もいるかもしれないけど、僕のように「釣りは釣れてなんぼ」という考えでとのかく釣りたい初心者の方はぜひ試してほしいアイテムです。

メジャークラフト

みなさんほかの釣り種でもおなじみメーカーでしょう?なんといってもわかりやすいラインナップと入手しやすい価格帯は、釣れるのか、自分自身が楽しめる釣りなのかどうかわからずにはじめる初心者にはもってこいなんです!

エギは他のプラグルアーと比べれば、そこまで高くはありませんが、テープやカラーなどいろいろ揃えておきたいものですよね。だからひとつのルアーの種類でカラー分けしながらいくつも揃えておける魅力があるここのエギはおすすめです。

実際に僕も、エギングはじめたばかりのころに、何度もいい思いさせてもらいました。

メジャークラフト 餌木蔵 ベイトフェザー ライトエギング 2.0号

秋の新子イカのシーズンは他の時期と比べて初心者の方でも、釣果が出しやすい時期です。そのときにめっちゃ頼りになるのがこれメジャークラフトの餌木蔵シリーズのライトエギング!

僕は初心者のころ、これのオレンジ系、ピンク系でかなり美味しい思いをさせてもらいました。

他にもカラーは10種類あって、ライトよりの2.0号よりもっと小さい1.8と1.6号も揃えられています。

メジャークラフト 餌木蔵 3.0号

とりあえず難しい理屈は抜きにして、エギングの釣りを体感したい!そんな初心者の方が迷ったらこれ!

いろんなタイプや特徴を理解して選ぶのが面倒であればまずはベーシックなものではじめましょう。

デュエル

ヤマシタと並びエギンガーにはご用達のルアーメーカーであるデュエルのエギもおすすめ!

基本的なアクションや性能もさることながら、他メーカーにはないパタパタフィンやエビのような脚の着いたものまでイカを誘惑する新しい独自の方法が取り入れられており人気が高いエギがたくさんあります。

デュエル イージーQ キャスト 喰わせ 3.0号

左右に着いたパタパタフィンの動く効果と発光で遠くのイカまで強烈にアピールを実現しているエギですが初心者の方におすすめの理由はそれだけではなく、この極限まで贅肉をそぎ落としたスリム形状により、シャクったときの引き抵抗が軽減されエギングの釣り方の基礎である「シャクリ」がやりやすいことにあります。

絶対釣れるエギなんてない!

僕は友達に教えてもらってはじめたエギングがおもしろくて釣りが大好きになったくちなので、最初はエギたくさん揃えてケースに並べたところを眺めているだけでシアワセを感じていました。

「これが釣れる」っていう、いろんな情報を仕入れては、これまで使ったことのなかった新しいエギを購入して試していましたのけっこうな数売り買いを繰り返した経験がありますが、

今思えば、実際”これが絶対釣れる”というようなエギはこの世に存在しません!!

いいエギを使ったところでシャクリなど釣り方の基礎が出来ていなければ宝の持ち腐れですし、そもそもタイプの違いによる使い方を間違っていることもありえます。

 

釣れるエギ、釣れないエギはあなた次第

エギの種類やカラーのせいだけに頼らず、時期はもちろんのこと潮の流れやイカが好む場所その日の天候や気温、光の加減などそのポイントの状況を把握して適切なエギを選んで釣り方を頭の中で描ける人が結局釣るのだと思います。

たくさんエギを試すのもいいけど、まずは経験を積みながらテクニックを磨き、こうした状況に応じてエギも釣り方も選べる審美眼を持つことが大切になってきます。

難しい話をしているようですがとても大事なことです。

そこでここでは、エギの選び方の基礎と、エギング初心者でも”釣れる”を体感しやすいおすすめエギを紹介させて頂きました。

ここでの知識とおすすめのエギを使っていれば釣れるエギングの近道になるといいかなぁと思っています。