魚釣りはなぜ楽しくて人々を魅了し底なしにハマってしまうのか?
今更ながら考えてみました。
なんで僕はこんなにお金かけて釣れないのにも関わらずずっと釣りを続けているのか?
ちょっと自分に問いかけながらじっくり考えてみました。
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釣行計画から楽しい
釣りの楽しさは、実際に釣りをする前から始まっていると思いませんか?
たとえば、どんなルアーやエサを使おうか、どのポイントに行ってキャストしようかと考えている時間は、それだけでとてもワクワクします。
また、地図を見ながら「次回はここに行こう」と行き先を決めている時も、釣れる予感が膨らんで自然と期待が高まります。
そして、どのルアーを持参するか、どの順番で釣りを進めるかといった戦略を練ること自体が楽しいんです。こうした計画を立てる過程も含めて楽しめることが、釣りの大きな魅力なのだと思います。
だからこそ、多くの人が釣りに惹かれ、夢中になってしまうのでしょう。
魚が釣れたらハマる
魚釣りの楽しさを語る上で、やはり魚が釣れた瞬間の感動は欠かせませんよね。
手元にブルブルっと伝わるあの感覚、一度味わうと一生忘れることができません。
それが至福の瞬間なんです。さらに、狙い通りの魚が釣れた時は、その嬉しさが倍増します。「計画が成功した!」という達成感も加わるからでしょう。
そして、慎重にランディングして魚を釣り上げた時、全身に広がる快感――まさにドーパミンが一気に放出されるような感覚です。この一連の体験が釣りの中毒性ともいえる魅力を生み出し、多くの人を釣りの世界へ引き込んでいるのだと思います。
道具選びも楽しい
釣りの楽しさは、実際の釣行だけではなく、その準備段階や道具選びの時間にも詰まっています。
ロッドやリール、ルアーを購入する前に、釣具店やネットショップで一覧を眺めているだけでワクワクします。
時間が空くと、つい釣具店に足を運んだり、ネットショップや中古釣り具のフリマを覗いてしまうのも釣り好きならではの習慣だと思います。
最初は買う予定がなくても、魅力的な道具を見つけると「つい買ってしまった…」なんてこともよくあります。
そして、こうした時間も含めて釣りのことを考えているだけで楽しい。釣りに関わる全ての瞬間が趣味としての喜びを深めてくれるんです。
そもそも釣りをしている時間が好き
釣りの魅力は、何と言っても釣りをしているその時間そのものにあると思います。
釣りは必ずしも天気がいい時に釣れるわけではなく、雨上がりや曇りの日が好条件なこともありますよね。
でも、天気の良い晴れた空の下でロッドを振り抜き、思い切りキャストした時の爽快感は格別です。それだけで気分がスカッと晴れて、精神的なデトックス効果を感じることができます。
魚が釣れたときの喜びはもちろん最高ですが、たとえ釣れなくても、ただ釣りをしている時間が楽しいからこそ、また行きたくなってしまうのです。
自然の中で時間を忘れて釣りを楽しむ――その瞬間が、日常からの解放であり、釣りの真髄だと思います。
未知の魚に出会った時に燃え上がるさらなる探求心
釣りの楽しさの一つは、新たな魚との出会いがもたらす探求心です。魚が釣れた瞬間の快感は釣り人にとってたまりませんが、同じ魚ばかりだと少し飽きが来ることもあります。
そんな時、ターゲットを変えて新しい魚種を狙うのも楽しみの一つです。さらに、狙っていた魚ではなく、いわゆる外道が釣れた時の驚きと喜びは格別です。
その魚がどのようにしてそこにいたのか、どんな状況で釣れたのかを考えると、新しい知識や経験が増えていきます。それらを記録に残すことで、次回の釣行にも活かせますし、釣り仲間との会話の良い話題にもなります。
そして、いろいろな魚を釣っていくうちに、「次はこれまで釣ったことのない魚を狙いたい!」という気持ちが湧き上がり、さらに新たな釣りへの挑戦を誘発するんです。
こうして探求心が尽きることなく広がるのも、釣りの底なしの魅力だと思います。
お金は掛かるが増えてくタックル
釣りをしていると、ついタックルがどんどん増えてしまうのは釣り人あるあるですよね。
ロッドやリール、ルアーといった道具類は必要に応じて買い足していくうちに、気づけば山のように増えているものです。
特にルアーは新製品や新色が出るたびについ手が伸びてしまい、気づけば同じ種類が何個も揃っていることもしばしば。一応、自分なりに「これ以上は控えよう」と自制しているつもりでも、油断すると増加ペースが止まりません。
さらに、タックル整理をしていると「こんなにあったっけ?」と思うような未使用品が出てくることもあります。自分の記憶以上に道具が多いことに気づくのも、釣り人にとってはお馴染みの光景です。
お金は掛かりますが、これもまた釣りの楽しみの一部。タックルが増えていく過程そのものが、釣りへの情熱の証だと思うのです。
釣りは魚種が豊富で年中無休!
釣りの魅力の一つは、魚種が豊富で一年中楽しめることです。釣り人の中には特定の魚種を専門に狙う方もいますが、実際には「何でも釣りたい!」といったスタンスの人が多いのではないでしょうか。
魚には旬や釣りやすいハイシーズンがある一方で、釣りづらい時期もありますが、その周期が魚種ごとに異なるため、年間を通して何かしらの魚を狙う楽しみがあります。
冬には釣れない魚がいる反面、冬にしか釣れない魚もいるため季節ごとに新しいターゲットが出てくるんです。
こうして、釣り人に「シーズンオフ」という概念はありません。いつでもどこでも楽しめる釣りだからこそ、多くの人を魅了してやまないのだと思います。
まとめ
いかがでしたか?このように釣りが人々を魅了し続ける理由は本当にたくさんあります。一度ハマると、底なし沼のようにのめり込んでしまう、まるで妙薬のような魅力が釣りにはあるのです。
それでも、釣りは必ずしもお金を掛けなければできないものではありません。シンプルな道具でも魚は釣れるし、自然の中で釣りを楽しむこと自体が最高の贅沢です。
最後になりますが、ぜひ幼少期の釣りの思い出を振り返ってみてください。あの頃は、道具にこだわらず、拾った仕掛けや簡単な道具で釣りを楽しんでいませんでしたか?
純粋に魚釣りの楽しさだけを追いかけていたその頃の気持ちを思い出せば、釣りの魅力がさらに深く心に響くのではないかと思います。それが、釣りが世代を超えて愛され続ける理由なのかもしれません。